イラク中央銀行の発表とイラクディナールの価値

イラクでは、石油価格が急速に高騰し直近3年で最も高い水準に達しました。2021年10月時点での速報値です。

これに伴い欧米の経済界の有力者の一人は、IMF（国際通貨基金）にイラクディナールの新しいレートを確立するように促す働きかけを行いました。
このことによりイラクの中央銀行は、各銀行や証券会社へ外貨交換業務を進めるよう指示した可能性があります。

日本でもイラクディナールがオークションで売買されていますが、オークション取引ではなく正規の取引として誰でも銀行や証券会社でイラクディナールを購入できる日がくるかもしれません。
現在、日本で正規の取引で本物のイラクディナールを購入できる場所は、ひとつしかありません。

また、最近のイラク中央銀行の動きは活発でイラクの輸入において米ドルに代わりイラクディナールを用いて取引することが決定される見込みがあり、輸入の際にイラクディナールが取引された場合は、間違いなくイラクディナールのレートが急上昇することが見込まれます。
現在、イラクディナールは、外国為替で取引実績があり、どの程度の価値があるのか？の正式な公表を僕はずっとウォッチしています。
もちろん、正式なイラクディナールの価値が定まった段階でこのブログに投稿するつもりです。

現時点でイラクディナールの価値を客観的に評価する指標がひとつあります。

それは、イラク中央銀行が推し進めるイラクディナールの「準備金」です。

微増ですが準備金が増え始めています。注目すべきは、イラクディナールの超過準備金の増加です。

超過準備金とは、法定準備預金額を超えてイラクディナールを預け入れている預金のことです。

中央銀行の準備金が増えるとどうなると思いますか？
各銀行が企業や人への貸出（融資）が増えて、イラク国内にイラクディナールの流通量が増えるということです。
国内でイラクディナールを使う人が増えれば増えるほど、通貨としての価値は高まり安定します。
既にイラクでは、イラクディナールで買い物をすることが日常的になっています。

イラク中央銀行の超過準備金は、確実に右肩上がりで推移しています。
あなたが保有しているイラクディナールの価値も今後、益々、高まっていくかもしれません。
もし、イラクディナールについて懐疑的に感じてしまう人は、当ブログの記事からイラクディナールを買う理由を探してみてください。