イラクディナール投資 VS 事業投資シリーズ

金融投資と事業投資のどちらを選びますか?

前回の記事(イラクディナールの価値高騰に繋がる最大の要因とは?)でお伝えした通り、当ブログは経営者がご訪問いただきイラクディナール投資の内容に興味を持たれていることも多いため、今回は「事業投資」の視点で次に示す事業への参入企業や経営者ご自身が新規事業として業を興す際にヒントになる内容をお届けします。

直近1年以内に補助金及び交付金等々で採択された1万件以上の採択済み事業内容を個人的に抜粋しました。
但し、廃棄物を資源化するような循環型社会の実現に際して既存技術や既存ノウハウが必要な既存アセットありきの新事業はここでは省いています。
理由は、新たに採択された目新しい事業内容だけをトレースすることで国が推し進める景気回復の一端を担える事業を見定めるためです。
中期的に投資資金が回収可能だと思える優良事業を横断的に目にすることで今後の日本の景気動向とその可能性を、そしてイラクディナール投資とどちらがご自身の投資対象としてふさわしいかのご判断に役立てる内容になっていれば嬉しいです。

<企業努力により創造されたビジネスモデル領域>
・日本の伝統工芸品を3Dプリンター用のデータとして海外へ販売(元データは伝統工芸品に限定されず)
・学習机やランドセルなどの高額かつ継続利用製品のサブスクリプション化(有機的なモノ以外に無機的なサービスも含みます)
・セルフ&パーソナルエステ。脱毛、育毛、サウナなどのビューティーサービスが併設・統合されることで一度に済む小規模施設化
・女性社長と女性従業員による女性のための●●サービス

<コロナ禍に伴い必要性が想起されたもの>
・ラーメンや餃子の自動販売機(冷凍食品の無人店舗販売)
・地元の食材を生かしたグルテンフリー(&白砂糖フリー)のバウムクーヘン
・コインランドリー(ふとんの洗濯)
・シェアオフィスやレンタルオフィス、ワーケーションスペース
・お惣菜やアイス

<日本製品が海外で大ブレイクする個別製品群>
・味噌や酒(米)などの発酵・熟成アイテムの海外販売
・中古自動車の海外販売

<国内人口動態から確実に需要が高まる領域>
・高齢多死社会に備えた「ご遺体ホテル」
・シニア向けフィットネス(リハビリや予防、コミュニケーションを目的とした健康増進に伴う諸処の事象に関連した事業)

コロナ禍によって非接触ニーズや抗菌ニーズが消費者にとって表出的に認識されたことで様々な近隣需要が高まっています。
非接触ニーズによるマイクロツーリズムの需要に伴うキャンプ、住宅(DIYや小規模なリノベーション、リフォーム)。これに連動する形でレンタルスペースの需要が高まり、ワーケーションの需要に伴う中食のテイクアウト、おうち時間需要に伴う冷凍食品、お菓子、アイス、お惣菜、コインランドリー。

但し、AIや3Dプリンター、サブスクリプション化やセルフ化、専門化は、企業側の技術やマーケティング領域における革新から派生したものであり、必ずしも世情を色濃く反映したものではありません。

また、先進国の目が光るカーボンニュートラルやSDGs関連のビジネスについては、日本・米国・中国においてあまり熱が高まっておらず、公約の目標値を達成できる見込みはないように思えます。
このことから事業領域における短期のマネタイズは困難だと考えられます。

あなたは「金融投資」としてイラクディナールへの投資を加速させますか?それとも「事業投資」として前述の事業を行う企業への投資や自ら先頭に立って新規参入を試みますか?

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